2024年本屋大賞を受賞し、社会現象を巻き起こした宮島未奈のデビュー作『成瀬は天下を取りにいく』。 続編と合わせたシリーズ累計発行部数が150万部を突破した「成瀬あかりシリーズ」の最新刊にして完結作となる『成瀬は都を駆け抜ける』が、2025年12月1日に新潮社より発売されることが決定した。

舞台は京都へ!京大生になった成瀬あかりの新たな物語
『成瀬は都を駆け抜ける』では、滋賀県立膳所高校を卒業し、晴れて京都大学の学生となった主人公・成瀬あかりの新たな日々が描かれる。
千年の都・京都を舞台に、一世一代の恋に破れた同級生や、謎のサークル「達磨研究会」、簿記YouTuberなど、これまで以上に個性豊かな面々と成瀬が繰り広げる物語が全6篇収録されている。 もちろん、『成瀬は天下を取りにいく』からおなじみの幼馴染・島崎をはじめとするキャラクターも登場し、最高の主人公に訪れる大団円を見届けることができる。
社会現象となった「成瀬あかりシリーズ」
「成瀬あかりシリーズ」は、我が道をいく唯一無二の主人公・成瀬あかりの活躍を描く青春小説である。 第一作『成瀬は天下を取りにいく』は、デビュー作にして2024年本屋大賞、坪田譲治文学賞など数々の文学賞を受賞した。 続編『成瀬は信じた道をいく』と合わせ、シリーズ累計発行部数は150万部を超える大ベストセラーとなっている。
著者・宮島未奈氏コメント
著者である宮島未奈氏は、シリーズ完結に寄せて次のようにコメントしている。
「成瀬あかりシリーズはこれで完結です。『成瀬は天下を取りにいく』と『成瀬は信じた道をいく』はたくさんの方にお読みいただき、わたし自身もいろいろな経験をさせていただきました。『成瀬は都を駆け抜ける』は成瀬あかりとそれを取り巻く人々の魅力がたっぷり詰まった一冊になっています。どうぞお楽しみに!」
書籍情報
タイトル『成瀬は都を駆け抜ける』
著者名 宮島未奈
造本 四六判ソフトカバー
定価 1,870円(税込)
発売日 2025年12月1日
ISBN 978-4-10-354953-6