ドコモの映像配信サービスdTVのオリジナルドラマ「裏切りの街」が劇場公開されることが決まった。
本作は、演劇ユニット「ポツドール」の主宰、三浦大輔の舞台作品を自ら映像化した作品。池松壮亮と寺島しのぶ主演で、怠惰な生活を続けるフリーターの青年と平凡な専業主婦の不倫を描く問題作だ。全6話の連続ドラマ形式であるが、地上波にできない大胆な性的描写も含み、作品の質も高く評価されている。
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「裏切りの街」は、新宿武蔵野館で11月12日からレイトショーで2週間限定での公開となる。
dTVはこの他にも、劇場映画のスピンオフドラマを何本も制作しており、「アイアムアヒーロー はじまりの日」など質の高いオリジナル作品を配信している。今回、ネット配信で評価され、劇場公開にこぎつけるケースは非常に稀だ。NetflixやHuluもオリジナル作品を制作しているが、今回の事例はネット配信サービスが、新たに良質な作品の供給源となれる可能性を示した例と言えるだろう。
■三浦大輔監督のコメント：
「裏切りの街」は、不倫の話です。ただ、ありきたりな作品ではありません。
普段、誰もドラマにしようと思わない瞬間を、徹底的にリアルに描いた、あまり見たことのない不倫劇だと思っています。
「人間って、こんなもんだよな」と、どうしようもない登場人物たちのことを愛らしく、思ってくれたら幸いです。
人は必ず裏切る。「まあ、いっか」という感じで…ただ何となく…。
ただ、それにためらったなら、その瞬間の人間はとても優しい。
『裏切りの街』は、僕の舞台作品の中で最も映像化したかった作品です。
それが実現でき、さらに劇場で公開されることになり、とても嬉しく思っています。
まだ未見の方はもちろん、舞台作品をご覧になった方、dTVで視聴された方も、
是非、この貴重な機会に、スクリーンで『裏切りの街』を堪能してください。劇場でお待ちしております！
公式サイトはこちら。
