リアルサウンドテックに細田守監督の『未来のミライ』について書きました。
『未来のミライ』に見る、非アニメーションの才能を活かした多様なセンスの混在|Real Sound|リアルサウンド テック
日本画的なセンス、アニメを絵画の歴史に位置づけていること、非アニメの人材登用による効果などについて書いています。
これを書くために、未来のミライ展に言ってきたんですが、面白かったです。大部分のエリアが撮影許可されてたのが嬉しかったですね。細田さんの絵コンテ、原画なども観られるし、黒い新幹線の実物大の座席に座れたりもします。くんちゃんの家の断面図を観て参考になりました。
原画で面白かったのは、サムネの写真のやつです。これはくんちゃんが未来から来たミライちゃんにくすぐられた後の表情ですが、「快楽に溺れる表情にしてくださいませ」って指示書きされてるんですよね。(笑)
上の記事を書くにあたり、参考になった本はこれです。絵から細田作品の面白さを読み解く一冊です。たくさんの日本画と細田作品の絵の共通点を挙げられていて、大変参考になりました。オススメです。
細田守 ミライをひらく創作のひみつ
posted with amazlet at 18.08.17
松嶋雅人
美術出版社 (2018-07-20)
売り上げランキング: 148,452
美術出版社 (2018-07-20)
売り上げランキング: 148,452