リアルサウンド映画部に2018年のアニメーション作品ベスト10を書きました。
年末企画:杉本穂高の「2018年 年間ベストアニメTOP10」 脚本家・吉田玲子の年として記憶される|Real Sound|リアルサウンド 映画部
吉田玲子さんの活躍が目立った2018年だったと思います。吉田さんは振り幅広く、いろんなタイプの作品を書けるのがすごいですね。来年も湯浅政明監督の新作映画の本を書いているそうで、今から期待しています。
1位の『リズと青い鳥』、2位の『若おかみは小学生!』については、レビューを書いていますので、そちらも参照してください。
2018年のアニメーションは、少しテレビ作品が元気なかったような気がします。面白い作品はあったんですけど、心を本気で打たれた作品は、ベスト10にあげた3本くらいでした。面白いんですけど、心が動かない作品が多かったかなという印象です。
Netflixは高品質なオリジナル作品をいくつか発表してくれましたが、ジャンルに偏りがありますね。どんな作品をNetflixが求めているかが明確ですが、より多様なジャンルの作品を生み出してほしいなと思います。
今年一番の発見はいしづかあつこ監督だと思います。彼女は『ノーゲーム・ノーライフ』の時からセンスを発揮していましたが、今年ついにブレイクしたのでこれからの活躍に期待しています。
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