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新型コロナ自粛から開けた映画館の安全性と「映画館で映画を見ること」について書きました

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 リアルサウンド映画部に、営業自粛が解けて再開された映画館の新型コロナウイルス感染予防対策についてと、改めて「映画館で映画を見ること」はどういうことなのかについての私見を書きました。

 コロナ禍の今、改めて考える“映画館で映画を観る”意義 前代未聞の休館を経験して|Real Sound|リアルサウンド 映画部

 先週、営業再開されたTOHOシネマズ日比谷に取材に行ってきましたが、その時紹介した対策を改めておさらいしています。
「以前と変わらぬ安心感を」 TOHOシネマズが首都圏でも営業再開! 徹底した感染予防対策を取材して – ぴあ

 その上で、今あらためて映画館という場所がどういうものなのかについて、しっかり考えていかないといけないのではないかと思い、後半はちょっと哲学的な話をしました。

 「映画館で映画を見る」とは有限性を得ることなのだというのが論旨です。千葉雅也さんの『勉強の哲学』の理論を映画館にも適用できるのではないかと思ったので、ちょっと書いてみました。

 人には欠如が必要で、欠如を生むためには接続過剰なオンラインに居続けるのは駄目で、適度に切断されましょう、そのためには有限性のあるツールが有効だよ、という話です。

 千葉雅也さんの『勉強の哲学』は素晴らしい本なので、是非読んでみてください。僕の説明よりはるかに深く理解できると思うので。