リアルサウンド映画部で、2020年のアニメを振り返る座談会に参加させていただきました。
『鬼滅の刃』大ヒットと『ジャンプ』アニメの隆盛 2020年を振り返るアニメ評論家座談会【前編】|Real Sound|リアルサウンド 映画部
2019年に引き続きお声がけいただきました。渡邉大輔さん、藤津亮太さんと僕の3人で、『鬼滅の刃』をはじめ映画館のあり方など様々なことをお話させてもらいました。
前編は、『鬼滅の刃』とジャンプ原作のアニメ化が相次ぎ、本誌やアプリも好調なことについてが中心です。煉獄さんのライブ云々の箇所は、ジョークなので真に受けないようにお願いします。ただ、メディアミックスコンテンツの中における映画館の立ち位置というのは、ライブ会場に近いものだ、というのは本当にそういう見解です。
続き物の映画の隆盛、というトピックについては、サイレント映画時代の連続活劇ものについて言及して新しいことというより、先祖返りなのではという話になりました。MCU的なものも連続アニメの劇場版も新しいことではなく、それは映画の歴史の古くからあったものという認識です。
後編が出たらまた紹介したいと思います。
【1月31日追記】座談会の後編が出ました。
アニメにおける「映画とは何か」という問い 2020年を振り返るアニメ評論家座談会【後編】|Real Sound|リアルサウンド 映画部
後編では、湯浅政明監督、『魔女見習いをさがして』、リメイク企画が多いことなどについて話しています。