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石川慶監督『Arc アーク』について書きました

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 リアルサウンドテックに石川慶監督作品『Arc アーク』について書きました。

 永遠の命は人を幸せにするか? SF映画『Arc アーク』から考える“命の平等性とテクノロジー”|Real Sound|リアルサウンド テック

 ケン・リュウの小説を原作にした映画が、日本で制作されるとは思ってもみませんでした。しかも石川慶監督。公開前から期待していました。

 作品も実際に素晴らしい出来で、大変満足度の高いものになりました。さすが石川監督です。あんまりヒットしていないみたいですが。。。すごい面白いんですけどねえ。

 リアルサウンドテックでの掲載なので、記事の内容はテクノロジーの描かれ方に主眼を置いています。当然、この映画に出てくる2つの不老不死の技術について中心に書いています。

 死は誰にとっても訪れる平等なものですが、不老不死技術は死をも経済格差で人を分断するものとなると描いているのがポイントです。

 そして、永遠の命題ともいえる死ななければ人は幸せか、という点にも映画はきちんと向き合って作られている。こういう映画が日本の実写映画にもどんどん出てきてほしいと思います。

 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。

———————–
  
 

 
本作のテック的なポイント
遺体を永久保存する技術
不老不死の技術

死とテクノロジー、

不老不死を選べることで初めて、死を能動的に選択する人類になる。
いつ人生を止めるかを決められるようになると、人はどう変わるか
 
 

ケン・リュウの執筆動機
プラスティネートの人体展時を観たこと
BODY WORLDS – Take an eye-opening journey under the skin!
プラスティネーション – Wikipedia

「プラスティネーション」による人体標本製作を実演、ドイツ 写真11枚 国際ニュース:AFPBB News

日本でも人体の不思議展として行われたことがある。
人体の不思議展 – Wikipedia
人体標本展を中止、拷問死した中国人の可能性 スイス 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

人はいずれ150~200歳まで生きるだろうという楽観的な未来派主義者の発言
老化は「病気」だ! 誰もが150歳まで生きる時代がやってくる!? | 35歳生物学者が力説 | クーリエ・ジャポン
ネット人類未来 第6部 平均寿命200歳への挑戦: 日本経済新聞
人間の寿命は何歳まで延びるか――科学者の意見が対立 | WIRED.jp

寿命1000年―長命科学の最先端

 
 

Intro
不老のテクノロジーが進歩している。
一体人類は何歳まで生きられるようになるのかという問いは尽きない。

映画Arcは不老にまつわるテクノロジーを扱う作品だ。


原作についても紹介。

人は不老不死を手に入れたら、何を考え、どう生きるようになるのか。人間にとって死とは何かを美しく私的な映像で綴っている。派手なVFXなしても優秀なSF映画が作れるということを見事に証明している。

  

Body1 二つの不老技術
二つの不老技術
プラスティネーションと不老不死の老化を防ぐ技術

プラスティネーションについて・・・・作中の設定

実際にある
BODY WORLDS – Take an eye-opening journey under the skin!

プラスティネートの人体展時が行われている

「プラスティネーション」による人体標本製作を実演、ドイツ 写真11枚 国際ニュース:AFPBB News

人体標本展を中止、拷問死した中国人の可能性 スイス 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
[「プラスティネーション」による人体標本製作を実演、ドイツ 写真11枚 国際ニュース:AFPBB News](https://www.afpbb.com/articles/-/2615426)

日本でも人体の不思議展として行われたことがある。
人体の世界

それがなにを意味し、どんな欲望を体現しているのか

その技術を応用・発展させた不老不死の技術

実際の議論とは

人はいずれ150~200歳まで生きるだろうという楽観的な未来派主義者の発言
老化は「病気」だ! 誰もが150歳まで生きる時代がやってくる!? | 35歳生物学者が力説 | クーリエ・ジャポン
ネット人類未来 第6部 平均寿命200歳への挑戦: 日本経済新聞
人間の寿命は何歳まで延びるか――科学者の意見が対立 | WIRED.jp


永遠に若く生きることができるようになる。主人公はその最初の1人となる。

 
 
Body2不老不死が実現したら
・社会の何が変わるのか
・格差で選べない人が出ているという現実・・・死は究極の平等だったが、そうでなくなる。視点は違うが『アップロード』にも通じる議論かも
・死が二人を分かつまでという言葉が古いものになる。
・死は選べるものになるということ。。。。しかし、どういう理屈で選べばいいのか、生は経験できても死は経験できない。不老不死が実現しても、その非対称性は不変。
 
 
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 メモ、終わり。

 プラスティネーションが実際にある技術で、それを使った展覧会が以前行われていたというのは、もっと知られていい事実かもしれませんね。なかなかエグい話ですが、たしかにそれは人に見たいという欲望を抱かせるものではないでしょうか。エグいですが。

 実際に医療技術の発展で、人間の寿命はかつてと比べると格段に伸びています。100歳まで生きるのが珍しくない時代になりつつあります。死について真剣に考えさせてくれる、素晴らしい作品でした。ヒットしてほしいですね。。

 
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