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『レミニセンス』の記憶の映像化技術の実際のところについて書きました

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 リアルサウンドテックに、リサ・ジョイ監督、ジョナサン・ノーランプロデュースのSF映画『レミニセンス』について書きました。

 記憶を映像化する技術の現在は? 『レミニセンス』が描いた世界は実現するのか|Real Sound|リアルサウンド テック

 本作のテック的な注目点は、記憶の映像化です。かつての記憶をストレージに保存しておき、いつでもその時の思い出に浸れるという世界で、それが麻薬中毒的なヤバさがあるものとされているのが面白いです。しかし、退廃的な世界で人間はむしろ、そういう思い出にずっと浸り続けることを望んでいるという。

 そして、主人公は他人の記憶をホログラムの映像にして見ることで、事件捜査に役立てたりしてます。この記憶の映像化というアイデアが実際のこの世界で今どんな研究が進んでいるのかをテーマに今回書いてみました。

 この技術が本格的に実用化できると、脳の中の知覚イメージを具体的にビジュアライズできるようになるようです。AIの機械学習と磁気共鳴機能画像法(fMRI)を組み合わせてすでにある程度脳内イメージの画像化に成功している例があります。

 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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Point3つ
レミニセンスのコアなアイデア・・・記憶の映像化
 良い記憶に浸るのは麻薬以上に危険だという認識
 過去に縛られて生きるか、未来を見るかの生き方の選択
現実に開発される、脳のイメージを画像化するfMRIという技術
 どういうことに使われる?なんのために開発を?
 いずれできるようになること
レミニセンスの作品内のその技術は、戦時中に捕虜の尋問用に開発されたもの
 犯罪捜査に用いている。
 類似のアイデアを「秘密 THE TOP SECRET」でやっている。

 
 Intro
レミニセンスの公開情報

概要。
何を描いたのか。
 
 

Body1
簡単にあらすじ
テーマ、過去に縛られて生きるか、未来を見るか
 
 

Body2
コアなアイデアは記憶の映像化。
これが麻薬以上にやばいと言われる。

fMRIの事例について
どんな技術と使い、何ができるようになるのか。
将来的にそれが実用化されると、どうなるのか。
人の記憶を直接共有できるようになるのかも。
 
 

Body3犯罪捜査や尋問の技術として
実用化の一例となるか。

秘密で犯罪捜査をこれでしている。
この映画では、尋問技術として開発された・・・だから、水につけるという名残りが。
 
 
 
MRI捜査。。。秘密 THE TOP SECRET

将来、人間の記憶を映像化することは可能ですか? – Quora
脳波を測定して、頭の中で強く念じているモノを映像化するという実験は、過去に行われたことがあります。写真のようなきれいな映像はでなかったものの、成功したそうです。

脳の中、のぞけるようになる? 脳内映像の再現に成功 – ねとらぼ
fMRI(機能的磁気共鳴画像)と計算モデルを使って、人間が見た光景を再構築することに成功した。

頭の中にあるイメージを脳の活動データから機械学習を用いて画像化することに成功 – GIGAZINE

fMRIと機械学習を用いて、脳活動から心の中でイメージした内容の画像化に成功 | AI-SCHOLAR | AI:(人工知能)論文・技術情報メディア

レミニセンス
戦時中に捕虜の尋問に使われた装置

「脳科学×AI」で人間の感性に迫る | DATA INSIGHT | NTTデータ
───脳科学とAIの融合によって人間の心理や行動などの特性が科学的に解明されれば、映画や広告業界をはじめ、感性という言葉に委ねられてきた人間の表現文化自体が、新たなステージに突入する可能性もありますね。

矢野 それはあくまで将来的な可能性の話ですが、弊社でも具体的な取り組みが既に始まっています。17年秋には、脳情報解読技術を中心として、より積極的な事業応用を目指すべく「脳情報通信ビジネスラボ」を設立し、CiNetの先生方と様々な共同研究を進めています。そのテーマの1つが、脳の個人差に着目し、脳活動のペルソナ(※1)をつくること。こうした活動は脳だけでなく消費者、つまり人間について理解を深めることにほかなりません。

ATR – DNI ≫ 脳から知覚映像を読み出す ~ヒトの脳活動パターンから見ている画像を再構成~
われわれが見ている世界を脳からの信号を解読して映像化することができれば、夢や空想を、テレビや映画のようにスクリーンの上で再生できるかもしれませ ん。当研究室では、見ている映像をその人の脳活動から再構成する(以下、視覚像再構成)研究を行っています。複雑な知覚内容を脳からそのままの形で取り出 すことにより、ブレイン−マシン・インタフェース(BMI)など脳を直接介した情報通信技術の新たな可能性を切り拓く研究です。

 
 
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メモ終わり。

脳科学の分野のSF作品なわけですが、脳を知ることは人間を知ること、という言葉がいいですね。この映画も脳内の思い出に浸るか、それともそうせずに生きていくのかの決断を登場人物が迫られるのですが、人間という存在に深く迫る物語だったと思います。

 オリジナルのSF大作映画は、なかなか実現できません。こういう映画がもっと作られるといいですね。
 
 
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