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小説家の葉真中顕さんにインタビューしました

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 リアルサウンドブックで、新作『ロング・アフタヌーン』が刊行された葉真中顕さんにインタビューしてきました。

「小説に書かれることは必ずしも道徳的に正しいことではない」 葉真中顕が語る、読み手と書き手の共犯関係|Real Sound|リアルサウンド ブック

 これはとてもおもしろい小説でした。書くこととは何か、犯罪とは何か、正しさとは何かと色々考えさせられる作品です。現代社会を如実に反映している作品で主人公は僕らがどこかで見知ったことのある人物という感じがします。

 読者としては「読むこと」の能動性、あるいはもっと突っ込んで言うと加害性みたいなことも考えてしまうような内容です。書き手は読み手は共犯、というキーワードで語られるのですが、共犯ということは両者に攻撃性はあるのだということだと思います。

 葉真中さんは、代表作の『ロスト・ケア』も映画化されますね。この作品もすごかった。映画も楽しみにしています。
 
 
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