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人材育成プロジェクト「あにめのたね」に参加したスタジオエルに取材しました

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 アニメ!アニメ!で、文化庁の人材育成プロジェクト「あにめのたね」に参加したスタジオエルさんに取材してきました。

 指導育成者の賃金体制を整えたい―高齢者が主人公の「ロックンおヨネ」を制作した老舗会社スタジオエルの育成の課題とは【あにめのたね2022】 | アニメ!アニメ!

スタジオエルさんは創立61年目の老舗企業です。これまでは制作協力やグロス請けや仕上げや動画の仕事が多かったようですが、2019年から元請けとしてアニメ制作の受注をするようになって、人材育成にも取り掛かろうということでした。美術と編集以外の制作工程を自社で備えているそうです。

 なかなかテレビアニメを作りながら人材育成の時間が取れない悩みがあったそうで、今回参加を決めたそう。「育成する側にもしっかりとした賃金体制を整えたい」ということです。

 あにめのたねは、前身の「あにめたまご」「アニメミライ」から続くアニメ業界の人材育成プロジェクトで、毎年4つのスタジオが人材育成のためにオリジナルアニメを作ります。そこで普段抱えている課題の洗い出しや、チャレンジしてみたかったことなどを実現して、普段の制作の中でいかに育成をしていくかのヒントを見つけていこうとしています。

 スタジオエルさんのような老舗でも人材育成はやはり課題となっているようで、こうした機会はもっと拡大していくと良いなと思います。非常に大切なプロジェクトだと思います。
 
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