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映画レビュー「テッド」

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面白いですよ。ふだん下品なものが本当は好きなんだけど、一目を気にして好きと云えないそんな女性向けの作品ですよね、これ。
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ファミリー・ガイの男、セス・マクファーレンはさすがわかっている。ファミリー・ガイの犬、ブライアンもどんだけ悪態ついても憎めない。次男のステューウィーも同様。メグはオレの心の女。

クマのぬいぐるみに命が宿るというファンタジーなので、あまり細かいディテールに突っ込むのは野暮というもの。
どういう理屈で命が宿ったんだ、とか飲んだビールはあのぬいぐるみのどこに入ってくのかとか、生殖機能のないぬいぐるみなのに、なぜ性欲があるのかとか、そいいう突っ込みはなしにしましょう。細かいことにネチネチこだわるつまらない男だと思われてしまいますから。

作品としてはもう発想の勝利。少年の願いに答えて命を宿したクマのぬいぐるみが、少年とともに成長して、そのままの姿形で下品なオヤジ化する。草は吸うし、ビールも飲む。売春婦と遊んだり、スーパーの店員とヤッたりする。映画といえどもぬいぐるみじゃなかたら許されないようなもののオンパレード。普通に提示されたら嫌悪感を催すことうけあいなのでが、このクマちゃんにやらせてしまえばなんかオーケーに見える不思議。

ていうかそういうのを見て楽しめる素養が普通にあるっていうことなんですよねえ。みんな下品なものって好きなんですよね、どんだけハイソぶってもな。そんなもんだと思いますよ、人間。セス・マクファーレンはそういう人間の欲望をさらけ出すのが上手いと思う。
みんな本当はこういうのが見たいんだろ。見ても恥かかないようなやり方で見せてやるよ、みたいな。かわいさの他に社会風刺も知的な遊びとして入れこんでくる。この映画に関してはそうでもなかったけど、ファミリー・ガイやアメリカン・ダッドなどでは鋭い社会風刺も織り交ぜてる。下品でも社会風刺なら「知的」に見れるからね。

ミラ・クニスはホットですな。しかし、マーク・ウォルバーグはあまりコミカルな芝居がそれほどはまっていない。セス・ローゲンとかのほうが良かったんじゃないかな、この役。マーク・ウォルバーグはこの役をやるには少し年を取りすぎているようにも思えたし。

しかし、テッドの中の綿はなんであんなに白いのかね。あんだけ暴飲暴食で草吸いまくってたら、綿は真っ黒であるはずだよなあ。(は!ディテールにこだわってしまった!)

あ、テッドのぬいぐるみは売ってたら買った方がいいです。映画見てる最中、一発ぐらい殴りたくなると思うんで。

予告編はこちら。

公式サイトはこちら。
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