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【ソーシャルTV】米国大統領候補のテレビ討論会はソーシャルメディア上でもロムニー優勢

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日本時間の10月4日に行われたバラック・オバマ現大統領と共和党のミット・ロムニー候補の最初のテレビ討論会がABCテレビで放送されました。

今回のテレビ討論会はYouTube liveでも同時にサイマル放送をしており、日本からでもリアルタイムに視聴可能でした。

さて、アメリカでは大統領選は国を2分する大イベントですが、こうしたディベート的なイベントはやはりソーシャルメディアとの相性が良いです。

ABC放送では視聴者のツイッターを画面にオーバーレイ表示させて両候補者に対する視聴者の声を拾い上げていました。
日本でも今でこそこうしたタイプの番組は珍しくなくなってきましたね。

このように画面右下にいろんな人のツイートが表示される仕組みになっていました。フィルタリングは当然かけているんでしょうが、けっこう正直な感想が多いという印象で、日本での同じような試みの番組よりもより視聴者の本音がのぞけるなという印象でした。

さて、このキャプチャのツイートにもありますが(Y`all broke twitter!)、当日はツイッター上でもこの討論会は盛り上がっていました。

ソーシャルTV分析の専門会社、BlueFin Lab.が当日放送中のソーシャルメディアにおけるこの討論会のコメント・ツイート数の統計は発表しています。

ツイッターとフェイスブックのパブリック設定となっているコメントの数が1120万コメント。これはテレビのイベント放送の記録として、スーパーボウルに次ぐ4番目の成績とのこと。

via Bluefin Labs

男女別では、女性が55%、男性が45%。アメリカのソーシャル視聴は通常、女性の方が比率が高いのですが、こうした政治討論に関しても同様の結果になりました。これが日本だと男女の比率が逆なのですが。

via Bluefin Labs

ただ、エミー賞などでは女性のツイートが60%なので、それよりはやや男性の比率が高くなっています。
Social TV Data for the 64th Primetime Emmy Awards | Bluefin Labs: Social TV Analytics Blog, powered by Bluefin Labs

候補者別にみると、やはりロムニーに言及したコメントの方が多く54%に対して、オバマは42%と苦戦気味。実際ディベートを見てても明らかにロムニーが優勢でしたね。

あとこちらのSnappy TVでは、おおまかに政策についてのツイートがどれくらいあったのかを時間別のグラフにして公開しています。
コンスタントに関心を寄せられているのは、やはり経済と雇用関係のようですね。その他のトピックはディベート中に言及があった時に多くの言及されています。

via SnappyTV

しかし、何気に一番の勝者はロムニーでもオバマでもなく、セサミストリートのBig Birdだという説も。。。


昨日できたジョークのアカウントに、もう30000人フォロワーがいますね。。

Big Birdを巡るネタは昨日一日でいろんなネタが出てましたが、こちらにたくさんまとまっております。
Romney vs. Big Bird: Internet Defends Scorned Muppet
Big Bird responds to Mitt Romney's U.S. debate comment (with images, tweets) · torontostar · Storify

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