12月24日より、イタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティ監督の初期の3作品が連続公開される。
「ルキノ・ヴィスコンティ 生誕110年 没後40年メモリアル ――― イタリア・ネオレアリズモの軌跡 ―――」で公開されるのは、長編処女作を含む3作品。いずれもデジタル・リマスターでの上映となる。今年の5月14日から上映された「山猫 4Kリマスターバージョン」と「ルートヴィヒ」に続く公開で、メモリアルイヤーの最後を飾る。
上映作品は「若者のすべて 4K完全修復版」、長編処女作「郵便配達は二度ベルを鳴らす」「揺れる大地」の3本。5月に公開された3本とは違い、イタリアン・ネオリアリスモの影響下にある作風だ。とりわけ「揺れる大地」はプロの俳優を起用せず、現地シチリアの漁師に演じさせ、ネオリアリスモの作品群の中でも評価の高い作品だ。
12月24日より、新宿武蔵野館他全国で順次公開予定となる。公開順などの詳細は追って公式サイト等で発表される。
映画「ルキーノ・ヴィスコンティ~ネオ・レアリズモの軌跡~」公式ホームページ
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