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ジャファル・パナヒ監督『ある女優の不在』について書きました

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 映画.comにジャファル・パナヒ監督の最新作『ある女優の不在』のレビューを書きました。

 豊穣な暗喩で綴られる三世代の女性の苦悩と映像の虚構性

 これはすごい映画でした。今年の下半期で一番の映画となりました。ラストカットがすごすぎます。

 詳しくはレビューを読んでほしいですが、レビューの内容に一つ付け加えると、本人役で登場するジャファル・パナヒの立ち位置も面白いです。何があっても少し離れた距離から傍観しているんです。喧嘩が置きても、変な男が叫んでいても、じっと見るだけ。あの距離感はなんだろうなと考えるのも面白いと思います。

 邦題も素晴らしいと思います。英題の「3faces」より好きです。不在であることがすごく重要な意味を持っていると思います。