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敵役連載で『るろうに剣心』の斎藤一を取り上げました

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 毎月好例のアニメ!アニメ!に、『るろうに剣心』の斎藤一を取り上げました。

 「るろうに剣心」味方になりそうでならない、最期まで相対する斎藤一という最高の好敵手 | アニメ!アニメ!

 アニメ放送も始まり、どこかのタイミングで取り上げようと思っていた斉藤さんなんですけど、思いの外早く取り上げることになりました。というのも、第一話から登場したので(回想シーンで)。

 本作には印象的な敵役は数多く登場しますが、やはり斉藤という男のありかたは、主人公の剣心との対比関係で一番光るものがあると思います。共闘するけど本心から仲間じゃないその距離感のとり方もいい。

 やっぱり最大のライバルでしたよね、作中通して。結末のあり方も美しかった。少年漫画としては異例の幕の引き方ですけど、あの「決着」のつけ方にはしびれます。
 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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Point3つ

味方になる敵キャラ、になりそうでならなかった男

最期まで主人公とは相容れることがない。屈しなかった男

悪・即・斬の信念は新選組から警官と形を変えても、持ち続けるという信念に殉じる

生き残った方が勝ちという価値観

Intro

るろ剣の最大のライバルは誰か。

剣心に立ちはだかる敵で完全に味方にならず、最後まで生き残ったのは斎藤一だ。

彼こそ、最大のライバルと言えるのではないか。

Body1 味方になる敵キャラの系譜

この系譜は物語を盛り上げる

ピッコロが仲間になった時、亀仙人のように、ワクワクした人も多いはず。

少年マンガにはよくあるパターンだが、敵対していたもの同士が手を取り合うのは、観ていて気持ちがいい。

斉藤もそのポジションぽいが違う。彼は一時共闘はするが、最後まで仲間意識を持つことがない。
 

Body2主人公とは価値観の違う存在であり続ける

主人公の仲間にならないので、価値観にも染まることはない。

本作を象徴するのは、逆刃刀という殺さずの誓い。主人公が、これを貫けるのかがドラマの葛藤の中心となり、過去の人斬りとしての罪に向き合うという話

一方、斎藤は悪・即・斬を貫き続ける。殺さずの誓いを一笑に付すような。

その考えを最後まで認めない、認めずに主人公と否定し続ける

そして、生き残った方が勝ちだという考えを持っているのも興味深い、史実でも新選組で一番長生きした人物だが、生きることで、新選組の信念を貫き続ける。作中随一の信念を持つ男。 
 
 
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 メモ終わり。

 本格的な登場が楽しみですね。

 
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