弁護士JPに、元東映の社員の方が制作現場でのハラスメントと長時間労働を強いられたことで精神疾患を発症したことを訴えた記者会見に出席してきました。
『相棒』『仮面ライダー』制作現場でセクハラ、長時間労働が常態化? 東映元社員が提訴 | 弁護士JPニュース
記事にも書きましたが、原告となる女性は最後まで話し合いによる和解を望んでいました。しかし、東映側が回答を拒否してしまい、やむを得ず訴訟を起こしたという経緯になります。
東映は、労働基準監督署から労働基準法の違反を指摘され、第三者の調査でもセクハラがあったことが認定されています。にもかかわらず、会社として被害者の女性に対して回答を拒否しています。
原告は、映画業界を良くししたいという思いでこの訴訟を起こしています。東映はその思いは応えていただきたいと思います。
サポートユニオンの青木さんの以下の言葉はかなり重いです。
「セクハラの事実が認定されたにもかかわらず、一貫して本人(原告)に非があるという認識から抜け切れていない。労基署にも勧告され、自社が依頼した第三者調査でも事実の認定があったなら、普通は謝罪対応するのに、支払いの話すら出てこない」