テレビ東京の深夜ドラマは、女性の性欲を肯定する作品を作ることが多い。昨シーズンはそれをストレートにテーマにした『マイ・ワンナイト・ルール』が話題となった。
足立梨花『マイ・ワンナイト・ルール』第6話ネタバレ感想!性欲、恋愛と仕事、女性の幸せはどこにある? – Film Goes with Net
さて、今期は女性用風俗を題材にしたドラマをテレビ東京は用意してきた。電子コミック原作『真・女性に風俗って必要ですか?~女性用風俗店の裏方やったら人生いろいろ変わった件~』を実写ドラマ化した『ジョフウ ~女性に××××って必要ですか?』を山崎紘菜主演で放送する。4月1日に早速第一話が放送されたので見てみることにした。監督は『おんなのこきらい』や『いつも月夜に米の飯』などの長編映画でも知られる加藤綾佳監督。
冒頭、最悪だった職場を辞めて無職になった藤崎アカリ(山崎紘菜)は、友人にサツキ(柳ゆり菜)に女性用風俗の受付の仕事を紹介される。なんでそんな危なそうな職場を紹介するんだと訝しむアカリだが、そこは安全だと言うし、無職のやつを飲みに誘えないと言われて仕方なく受けることに。
面接に向かったアカリはエクセルが使えるという理由で即採用となり、その日から働き出すことに。店長の柳楽(山崎樹範)は怪しい男だが、同じ事務職の女性・ミホ(久住小春)がいたことでちょっと安心するアカリ。その日から、今まで見たこともなかった世界に足を踏み入れることになった。
この店の名前は「パラディーソ」、男性セラピストが事務所と同じ空間にある。女性用風俗がどんなものかわからないアカリは、試しに経費で一度受けてみればとミホに言われるが、彼氏持ちなのでさすがに赤の他人とセックスはできないと断る。だが、そもそもこのお店は本番はないのだと。内容的には性感マッサージが主なようだ。
どんな女性がこの店を利用するのかわからないアカリだが、さっそく一件依頼が入る。「男性経験がなく、初めての利用」というメールにどう対処すればいいのか、わからないでいると、ミホは「ユタカ」(白戸達也)というセラピストに行ってもらうように進言。
その女性は日々の仕事で疲れ果て、孤独を抱えていた。だれかに自分の身体で楽しんでもらえたら嬉しいという切実な思いを抱えていた。ユタカと楽しい時間を過ごして癒された女性は、お礼のメールを出し、アカリはそのメールを読んで、これは誰かのためになる仕事なんだということを実感する。
女性用風俗を色眼鏡で見ずに、女性の性欲や孤独を紛らわせたいという気持ちを否定しない作り方に好感が持てる。コミカルな作りなので敷居も高くない。アカリもまた男性セラピストの「ゴコウ」(橋本淳)との出会いで変わっていくことが示唆されたが、どんな風に主人公が変わっていくのだろうか。
性的シーンは一応あるが、そんなにきわどい描写ではない。むしろ、優しいベッドでの一時という感じの描写だ。
©「ジョフウ 〜女性に××××って必要ですか?〜」製作委員会
真・女性に風俗って必要ですか?~女性用風俗店の裏方やったら人生いろいろ変わった件~ 1巻 (バンチコミ...
登場人物
藤崎アカリ(山崎紘菜)
柳楽(山崎樹範)
ミホ(久住小春)
深田翔子(遊井亮子)
サツキ(柳ゆり菜)
ヒロキ(井上雄太)
リオ(別府由来)
レン(笠谷朗)
ユタカ(白戸達也)
マルニ(松本大輝)
タロ(藤林泰也)
リリー(世古口凌)
コスモ(渋江譲二)
ゴコウ(橋本淳)