新進気鋭の監督たちによる“不条理”ホラー作品集『NN4444』が、2025年4月25日(金)より東京・下北沢のシモキタ – エキマエ – シネマ「K2」にて再上映されることが決定した。昨年2月の初上映時には、SNSを中心に話題が沸騰し、チケットは14日間連続で完売。その後も全国での凱旋上映が実施されるなど高い注目を集めていた。今回の再上映は、多くのリクエストに応える形でゴールデンウィークに合わせて実施される。
本作は、映画レーベル「NOTHING NEW」(代表:林健太郎)が手がける第1弾作品であり、4人の若手監督による短編ホラー4本で構成されている。物語性と演出力に優れたそれぞれの作品は、ロッテルダム国際映画祭、レインダンス映画祭、クレルモン=フェラン国際短編映画祭、サンフランシスコ国際映画祭など、10を超える海外映画祭に選出。各国の観客からも「新たなJホラーの到来を感じさせる」と高い評価を得ている。
なお、製作チームの強いこだわりから、現時点で本作の配信予定はなく、今後の劇場公開も未定。劇場での上映が貴重な鑑賞機会となる。
作品紹介
『犬』(監督:中川奈月)
抑圧的な恋人と婚約したばかりの楓が、夜道で「犬」のように吠える謎の女と出会い、その姿が頭から離れなくなるという物語。
▶︎第49回ボストンSF映画祭 Short Film部門 入選
▶︎レインダンス映画祭 2024 the GONE ASTRAY Programme 公式上映
『Rat Tat Tat』(監督:佐久間啓輔)
パーティに参加した夫婦が、群衆に紛れて得体の知れない狂気に飲み込まれていく一夜を描く。
▶︎ヴェネツィアショートイタリア映画祭 セミファイナリスト 公式上映
『VOID』(監督:岩崎裕介)
不慮の事故で友人を失った高校生・麻木のまわりで奇妙な現象が起こりはじめる。
▶︎第53回ロッテルダム国際映画祭 Tiger Competition部門 選出
▶︎第67回サンフランシスコ国際映画祭 コンペティション部門 選出
▶︎レインダンス映画祭 2024 Best Short of the Festival 入選
▶︎ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭 Official Selection部門 選出 ほか多数
『洗浄』(監督:宮原拓也)
湖畔での飲み会中、1人が溺れたことをきっかけに水の呪いに巻き込まれる若者たちの姿を描く。
▶︎第46回クレルモン=フェラン国際短編映画祭 国際コンペティション部門 選出
▶︎第28回プチョンファンタスティック国際映画祭 XL部門 公式上映 ほか多数
上映情報
上映館: シモキタ – エキマエ – シネマ「K2」
(URL: https://k2-cinema.com/)
NOTHING NEWについて
「NOTHING NEW」は、「才能が潰されない世の中」を掲げ、2023年に設立された映画レーベル。『NN4444』を皮切りに、U35ホラー映画脚本賞「NN0000」、短編映画『幽霊の日記』などのプロジェクトを発表してきた。
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