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ジェナ・オルテガとロバート・デ・ニーロが共演 デヴィッド・O・ラッセル監督最新作『Shutout』がカンヌで国際販売へ


ハリウッドの名匠デヴィッド・O・ラッセル監督の最新作『Shutout(シャットアウト)』に、若手スターのジェナ・オルテガと、名優ロバート・デ・ニーロが出演することが明らかになった。本作は、消えゆく伝説“プール・ハスラー(ビリヤード賭博師)”の世界を舞台に、世代を超えた師弟関係と勝負の世界を描くドラマとなる。

『アメリカン・ハッスル』や『ザ・ファイター』で知られるラッセルが監督・プロデュースを務め、脚本はアレハンドロ・アダムスが担当。製作にはRK Filmsのジョー・ロスとジェフ・カーシェンバウム(『マレフィセント』『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』)に加え、脚本家でもあるマーク・ボンバック(『ジェイコブを守るため』『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』)も名を連ねている。

ビリヤード界を舞台にした異色の師弟ドラマ

『Shutout』は、かつてスモーキーな裏路地のホールで一世を風靡した伝説のハスラー、ジェイク・クジューヌ(デ・ニーロ)が主人公。敗北と栄光を経験してきたジェイクは、ある日、電撃的な才能を持つ若き天才ミア(オルテガ)と出会う。彼女の本能的なプレーにかつての情熱を再燃させたジェイクは、彼女を自らの弟子として育てることを決意する。

ふたりは冷酷な高額賭博の世界に足を踏み入れ、富と破滅の紙一重の世界に挑むことになる。しかし、ミアの才能が開花するにつれ、彼女の野心がジェイクの教えを超え、ふたりの関係に変化が訪れる――。

ジェナ・オルテガ × ロバート・デ・ニーロ × デヴィッド・O・ラッセルの注目タッグ

ジェナ・オルテガは『ビートルジュース ビートルジュース』『スクリーム』シリーズなどでZ世代の代表格として注目を集めており、デ・ニーロとは世代を超えた演技の対比が期待される。製作陣の一人であるカーシェンバウムは「デ・ニーロとラッセル、そこにオルテガが加わる完璧なラインナップであり、物語に命を吹き込む理想的なチームだ」とコメントしている。

本作はブラックベア・ピクチャーズが国際販売権を持ち、2025年カンヌ・フィルムマーケットで各国バイヤーに向けて紹介される予定。米国内の配給はCAAメディア・ファイナンスが担当する。

RK Filmsの勢い止まらず カンヌでも注目作品を続々発表

『Shutout』のほかにも、ブラックベアはアンジェリーナ・ジョリー主演『Anxious People』、Netflixに売却された『Train Dreams』、マシュー・マコノヒー主演『The Rivals of Amziah King』、ガイ・リッチー監督作『Wife & Dog』(出演:ベネディクト・カンバーバッチ、ロザムンド・パイク、アンソニー・ホプキンス)などをラインナップしている。

RK Filmsはこれまでにも『マレフィセント』『スノーホワイト』『ファスト&フュリアス』シリーズといった大作映画を多数プロデュース。Netflixの『グレイマン』『ダムゼル』『ハッスル』や、テレビシリーズ『アメリカに仕掛けられた陰謀』(HBO)、『パニック』(Amazon Prime Video)など、映画・テレビ両面で存在感を放っている。

デ・ニーロの演技とオルテガの新たな挑戦が交差する『Shutout』は、2025年の映画業界を象徴する一本となる可能性を秘めている。

ソース:Jenna Ortega, Robert De Niro to Star in David O. Russell’s ‘Shutout’