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朗読劇『約束の鎮魂歌』舞鶴で8月開催決定──緑川光、佐久間大介、佐倉綾音ら豪華キャストが平和への祈りを届ける


舞鶴市が舞台となる朗読劇『約束の鎮魂歌(レクイエム)』が、2025年8月2日から4日にかけて舞鶴市総合文化会館で開催されることが発表された。本公演には、緑川光、Snow Manの佐久間大介、岡本信彦、佐倉綾音をはじめとする実力派声優陣が出演する。

本作は、「朗読劇 READING WORLD」シリーズの一環として制作されるもので、前作『約束の果て』に続く、舞鶴での第2回目の上演である。「朗読劇 READING WORLD」は、2020年より続く「下鴨神社 朗読劇『鴨の音』」から派生したプロジェクトであり、声優の朗読を通じて、歴史的意義のある地から平和へのメッセージを発信してきた。

舞鶴市は、第二次世界大戦後の日本における引揚港として知られ、13年間にわたって約66万人の引揚者を受け入れた歴史を持つ。舞鶴引揚記念館が所蔵する資料群は、2015年にユネスコ「世界の記憶(Memory of the World)」に登録されており、戦後日本の出発点として重要な意味を持つ地である。

今回の『約束の鎮魂歌』は、こうした舞鶴の歴史的背景を踏まえ、「平和の尊さ、平和への祈り」を朗読という形で伝える。演出は『君の膵臓をたべたい』朗読劇で知られる保科由里子、脚本はオーディオドラマ『夜に駆ける』の静森夕が手がける。公演は全5回で、出演者のうち下野紘は8月2日のみ、豊永利行は3日・4日のみの出演となるダブルキャスト制を採用している。

チケット価格は1万1000円。一般販売の詳細は6月下旬に発表される予定だ。

舞鶴市長・鴨田秋津氏は、今回の開催について「戦後80年、そしてユネスコ登録10周年という節目の年に再び朗読劇が上演されることは、大変意義深い」とコメント。若い世代を中心に、引き揚げの史実と平和の大切さを学ぶ機会になることを期待しているという。

出演声優には、緑川光、佐久間大介(Snow Man)、岡本信彦、下野紘、豊永利行、岸尾だいすけ、佐倉綾音、井上麻里奈と、ファン層の厚い豪華な顔ぶれがそろう。戦後史の語り部としての朗読劇の可能性を示す意義深いイベントとして、注目を集めている。

なお、舞鶴市を訪れた際には、ぜひ舞鶴引揚記念館にも足を運び、平和への思いと共に戦後の記憶を体感してほしい。

【公演概要】
朗読劇 READING WORLD ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還『約束の鎮魂歌(レクイエム)』
日時:2025年8月2日(土)~8月4日(月)
会場:舞鶴市総合文化会館
出演:緑川光、佐久間大介(Snow Man)、岡本信彦、下野紘、豊永利行、岸尾だいすけ、佐倉綾音、井上麻里奈
チケット:税込11,000円(一般発売は6月下旬発表予定)

公式サイト