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ジャスティン・ビーバーがSZA & ケンドリック・ラマーのグランド・ナショナル・ツアーでサプライズ登場、レアパフォーマンスを披露


グラミー賞を2度受賞したジャスティン・ビーバーが、SZAとケンドリック・ラマーの「グランド・ナショナル・ツアー」で予期せぬパフォーマンスを披露し、ロサンゼルスのファンを熱狂させた。イングルウッドのソファイ・スタジアムで開催された2日目の公演において、「ピーチズ」のヒットで知られるビーバーがステージに登場し、観客を驚かせた。

ビーバーとSZAがデュエットで魅せた「スヌーズ」

この夜の最大のサプライズは、ビーバーと映画「ワン・オブ・ゼム・デイズ」の主演女優でもあるSZAによる「スヌーズ」のデュエットパフォーマンスであった。この楽曲はSZAのアルバム「SOS」に収録されている人気楽曲である。

2人のアーティストは息の合ったパフォーマンスを展開し、毒性のある恋愛をテーマにしたこの楽曲のコーラス部分を交互に歌いながら、ステージ上でダンスを披露した。グラミー賞を5度受賞している「コンシダレーション」の歌手SZAは、得意のファルセットを軽々と響かせる一方で、ビーバーの顎に手を添えるという親密な演出を見せ、ビーバーも彼女の手のひらと手にキスを返すなど、2人の息の合った演技が会場を沸かせた。

パフォーマンスの終盤では、2人がステージを横切りながら回転する場面もあり、熱狂し続ける観客の前で短いながらも印象的なパフォーマンスを締めくくった後、ステージ下へと消えていった。

グランド・ナショナル・ツアーにはすでにリゾもゲスト出演

5月21日にロサンゼルスで幕を開けたこの共同ヘッドライナー・ツアーでは、すでにリゾがサプライズゲストとして登場している。リゾは2022年のアルバムから同名の楽曲「スペシャル」のリミックス版をSZAと共に歌唱し、話題を呼んでいた。

今夜が最終公演となるロサンゼルス公演では、さらなるサプライズゲストの登場が期待されている。業界関係者の間では、ドージャ・キャットの出演を予想する声も上がっている。

2月のスーパーボウル・ハーフタイムショーで注目を集めた2人

昨年12月の発表以来、音楽ファンから熱い注目を集めているグランド・ナショナル・ツアーは、長年にわたって創作面で協力関係を築いてきた友人同士であるSZAとラマーのパートナーシップを象徴するものである。

この2人の共演への期待は、2月のスーパーボウル・ハーフタイムショーでのパフォーマンス後にさらに高まった。ラマーは同ショーでSZAをゲストに迎え、高く評価されたアルバム「GNX」の新曲「ルーサー」と、映画「ブラックパンサー」のサウンドトラックからのリードシングル「オール・ザ・スターズ」を披露した。特に「オール・ザ・スターズ」は耳に残るメロディーで話題となり、SZAをR&Bのインディー系アーティストから本格的なスターダムへと押し上げた楽曲として知られている。

ビーバーにとって久々のライブ出演

ベテランシンガーソングライターであるビーバーにとって、今回の出演は久々のライブパフォーマンスとなった。彼が最後に行ったワールドツアーは、6枚目のスタジオアルバム「ジャスティス」のサポートツアーであったが、健康面を優先するため何度かの延期を経て、2023年2月に残りの公演日程がキャンセルされ、正式に中止となっていた。

それ以降、ビーバーは時折、同業者のライブショーにゲスト出演する程度にとどまっていた。最後のゲスト出演は2023年3月で、ドン・トリヴァーのローリング・ラウドでのセットにおいて、フューチャーも参加した楽曲「プライベート・ランディング」のパフォーマンス中であった。ただし、その際ビーバーは歌唱ではなく、コラボレーター を盛り上げる役割での登場であった。

まとめ

今回のサプライズ出演は、ビーバーのファンにとって待ち望まれていた貴重なライブパフォーマンスとなり、SZAとケンドリック・ラマーのツアーにさらなる話題性を加えることとなった。音楽業界関係者は、今後のビーバーの本格的な活動再開への期待を高めている。

ソース:Justin Bieber Surprises Crowd At SZA & Kendrick Lamar’s Grand National Tour With Rare Performance