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渡辺信一郎監督の全作品を網羅した特集本『別冊ele-king 渡辺信一郎のめくるめく世界』が発売 – カウボーイビバップやラザロの名監督が6万字超で語る創作の軌跡


アニメ監督・渡辺信一郎氏の全監督作品を網羅した特集本『別冊ele-king 渡辺信一郎のめくるめく世界』が2025年5月28日に発売された。価格は本体1,980円(税別)、ISBN:978-4-910511-91-7で、ele-king編集部が編集を手がけている。

『LAZARUS ラザロ』放送中の渡辺監督が創作の全てを語る

現在TVアニメ『LAZARUS ラザロ』が放送中の渡辺信一郎監督が、自身の半生と全監督作品について計6万字以上の大ボリュームで語った貴重な一冊となっている。同書では『カウボーイビバップ』『サムライチャンプルー』『坂道のアポロン』『スペース☆ダンディ』『残響のテロル』『キャロル&チューズデイ』など、渡辺監督の代表作すべてが再訪されている。

細野晴臣ら豪華ミュージシャンとの対談も収録

特集本には細野晴臣、カマシ・ワシントン(Kamasi Washington)、ボノボ(Bonobo)、フライング・ロータス(Flying Lotus)、サンダーキャット(Thundercat)といった国内外の著名ミュージシャンとの対談も収録されている。音楽に造詣が深い渡辺監督ならではの豪華な顔ぶれとなっている。

渡辺監督のロング・インタビューは3部構成

メインコンテンツとなる渡辺信一郎監督のロング・インタビューは3部構成で展開される。

パート1では最新TVアニメ『LAZARUS ラザロ』への意気込み、幼少期からサンライズ時代、そして『マクロスプラス』までを詳述。

パート2では『カウボーイビバップ』から『アニマトリックス』、『サムライチャンプルー』、『ジーニアス・パーティ』、『坂道のアポロン』までの作品制作秘話を公開。

パート3では『스ペース☆ダンディ』と『残響のテロル』、『ブレードランナー』から『キャロル&チューズデイ』、そして最新プロジェクト「太素」まで、近年の活動を包括的に紹介している。

渡辺監督選出のオールタイム・ベスト100アルバムも掲載

同書には渡辺監督が影響を受けた100枚の音楽作品リストも収録されており、監督の音楽的ルーツを知ることができる貴重な資料となっている。また、渡辺監督が選ぶオールタイム・ベスト100アルバムも掲載され、音楽ファンにとっても興味深い内容となっている。

充実のコラムと評論も収録

本書には複数のコラムも収録されている。小林拓音氏による「希望の残響が聞こえる──渡辺信一郎作品におけるテーマの魅力」、渡辺健吾氏による「誰もが怖いもの知らずだったあの時代」、古川耕氏による「『サムライチャンプルー』はいかにして世界に広まったか──ロウファイ・ヒップホップのグランドファーザーとしての渡辺信一郎」、藤田直哉氏による「渡辺信一郎はビートルズである」など、多角的な視点から渡辺作品の魅力を分析している。

脚本家・佐藤大氏による「渡辺信一郎の個性」についての寄稿や、宮昌太朗氏による最新作『LAZARUS ラザロ』への誘い、完全フィルモグラフィも収録されており、渡辺信一郎ファンには必携の一冊となっている。

書籍仕様・購入方法

菊判220×148mm、224頁の充実した内容で、Amazon、楽天ブックス、セブンネットショッピング、ヨドバシ・ドット・コム、Yahoo!ショッピング、HMV、タワーレコード、紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店などのオンライン書店や、全国の実店舗で購入可能である。

『別冊ele-king 渡辺信一郎のめくるめく世界』は、カウボーイビバップから最新作ラザロまで、日本アニメ界の巨匠・渡辺信一郎監督の創作活動の全貌を知ることができる決定版となっている。