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6月1日から短編・中編映画のコンペティション募集スタート、グランプリ賞金10万円
神戸市・映画祭・インディペンデント映画の分野で注目を集める「神戸インディペンデント映画祭2025」が、2025年6月1日より作品募集を開始した。第7回目を迎える今回は、2025年11月29日(土)から30日(日)の2日間、神戸市兵庫区の新開地アートひろば2階ホールで開催される予定である。
国際短編部門を新設、海外作品も募集対象に
神戸インディペンデント映画祭(代表:斉藤啓)は、若手映画監督やインディペンデント映画制作者の発表の場として定着している。2019年から2024年までの6年間で累計1,604本の応募があり、200本の映像作品を上映してきた実績を持つ。
今年度の大きな変更点として、新たに「国際短編部門(International Shorts)」を設置した。これまでの「コンペ(一般)」「ヤング(U25)」に加え、海外制作作品も対象とすることで、映画と映画人の国際交流促進を図る。
各部門の募集要項と応募期間
コンペ(一般)部門では、1分から60分以内のインディペンデント映画・自主制作映画を募集する。2023年4月1日以降に完成した日本国内制作作品が対象となる。
ヤング(U25)部門は、25歳以下の監督(2000年4月1日以降生まれ)による1分から30分以内の作品を対象とし、若手映画制作者の育成に重点を置いている。
新設の国際短編部門では、1分から30分以内の海外制作短編映画を募集し、すべての作品に英語字幕の付与が必要となる。
募集期間は3段階、グランプリには賞金10万円
作品募集期間は3段階に分かれている。早期エントリーが6月1日から30日、レギュラーエントリーが7月1日から31日、レイトエントリーが8月1日から25日となっている。
入選作品は映画祭期間中に上映され、その中からグランプリ作品を決定する。最優秀作品(グランプリ)受賞者には賞金10万円とトロフィーが贈呈される。
映像・エンタメ産業振興への貢献を目指す
同映画祭は『みつける つながる ひろがる』をコンセプトに掲げ、インディペンデント映画の制作者、映画ファン、学生、地域住民、業界関係者の交流の場として機能している。映像・エンタメ産業の振興と発展に貢献することを目的としており、コンペティション作品の上映のほか、地元制作映画の上映、交流会、授賞式なども予定されている。
応募方法の詳細や最新情報については、公式ウェブサイトで確認できる。