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映画『ロボット・ドリームズ』原作グラフィックノベル日本版、特別描きおろしカバーで9月刊行決定


大ヒットアニメーション映画の原作本が豪華仕様で登場、作者サラ・バロンによる日本限定イラストも

株式会社ポプラ社は6月3日、2024年11月公開の大ヒットアニメーション映画『ロボット・ドリームズ』の原作グラフィックノベル日本版を、2025年9月に刊行すると発表した。日本版では原著者のサラ・バロンが日本の読者のために特別に描きおろしたカバーイラストを採用し、豪華ハードカバー装丁で販売される。

『ロボット・ドリームズ』日本版カバー

異例のロングランヒットを記録した映画の原作が日本上陸

映画『ロボット・ドリームズ』は2024年11月の公開以降、異例のロングランでヒットを続けているアニメーション作品である。パブロ・ベルヘル監督によって映像化されたこの作品は、言葉を使わずに描かれる心温まるストーリーで多くの観客を魅了している。

今回発表された原作グラフィックノベル日本版では、サラ・バロンが日本版のために新たに描きおろしたカバーイラストが採用される。このイラストはドッグとロボットの仲睦まじい様子を描いており、裏表紙まで繋がる構成となっている。カバー全体には作中に登場する様々なキャラクターたちも描かれている。

原書の雰囲気を保つ丁寧な翻訳とデザイン

セリフのないグラフィックノベルながら、作中には擬音など100以上の単語が登場する。日本版では、これら一つひとつを原書のイメージを損なわないよう丁寧に翻訳し、デザインに配慮している。翻訳を手がけるのは、「ドクター・ドリトル」シリーズなどの翻訳で知られる杉田七重氏である。

ポプラ社が公開したロボット組み立てシーンやロボットが動かなくなるシーンの比較画像では、原書の雰囲気を保ちながら日本語読者にも親しみやすい表現に仕上げられていることが確認できる。

ロボットを組み立てるページ(左/原書 右/日本版)
ロボットが動かなくなるページ(左/原書 右/日本版)

日本独自のスペシャル仕様で豪華装丁

日本版では描きおろしカバーイラスト以外にも、以下の特別仕様が予定されている:

  • 豪華ハードカバー装丁
  • サラ・バロンからの日本読者向けメッセージ(描きおろしイラスト付き)
  • 映画ビジュアル&原書カバーイラストのカラーピンナップ
  • サラ・バロンインタビュー(翻訳版)
  • オリジナルストーリーと描きおろしカバーイラストのラフスケッチ
  • 作中登場映画・書籍の紹介

また、購入特典についても現在準備が進められているという。

数々の受賞歴を持つ作家サラ・バロンの代表作

原著者のサラ・バロンは、シカゴ在住のグラフィックノベル・児童書作家、イラストレーターである。2012年に『Bake Sale』がYALSA優秀グラフィックノベルに選出され、2019年には『Hold Hands』がニューヨークタイムズベスト児童書に選ばれるなど、数多くの話題作を世に送り出している実力派作家だ。

2023年に『Robot Dreams』がパブロ・ベルヘル監督によってアニメ映画化され、世界的な話題を呼んだ。映画版は言葉を使わない表現で普遍的な友情を描き、国境を越えて多くの人々の心を捉えている。

書籍情報

  • タイトル:『ロボット・ドリームズ』
  • 著者:サラ・バロン
  • 翻訳:杉田七重
  • 発売日:2025年9月(予定)
  • 価格:未定
  • 発行:株式会社ポプラ社

映画の人気とともに注目が高まる『ロボット・ドリームズ』原作日本版の詳細情報や購入特典については、今後の発表が待たれる。