アナ・デ・アルマス主演「バレリーナ」にトム・クルーズが絶賛コメント　映画館での鑑賞を強く推奨

杉本穂高 2025年6月4日

「ジョン・ウィック」スピンオフ作品が6月6日に全米公開

ハリウッドのTCLチャイニーズシアターで開催された映画「バレリーナ」のプレミアイベントにおいて、主演のアナ・デ・アルマスがトム・クルーズからの支援について語った。デ・アルマスは、クルーズが同作品を公に支持していることを「信じられない」と評価し、彼の映画業界全体への貢献について言及した。

バラエティ誌の取材に応じたデ・アルマスは、「彼はすべての映画を支援している。業界と映画館での映画鑑賞を本当に大切にしている人だ」と述べた。さらに、「私たちは一緒に仕事をしているので、彼は『バレリーナ』を観る機会があり、実際に気に入ってくれた。『ジョン・ウィック』シリーズも愛している」と明かした。

デ・アルマスは続けて、「彼のような人物が『バレリーナ』を支援してくれることは非常に特別なことだ。一般的に、俳優や関係者がお互いを支援し合うことは本当に素晴らしい。私たちは皆で成功できる」と語った。

クルーズは「ミッション：インポッシブルファイナルレコニング」の宣伝活動中に、「バレリーナ」への支持を表明。AP通信の取材に対し、「『ジョン・ウィック』シリーズが大好きで、制作陣の仕事ぶりを高く評価している。アナ主演の『バレリーナ』の公開は素晴らしいことだ」とコメントした。

「バレリーナ」は「ジョン・ウィック」第3作と第4作の間の時期を舞台とした作品である。公式あらすじによると、デ・アルマス演じる主人公は「ルスカ・ローマ組織の伝統に従って訓練された暗殺者で、父の死後に復讐を求める」という設定となっている。

デ・アルマスは作品中の激しいスタントワークについても言及した。「全身が痛かった。手も爪も折れ、あざだらけで、首も痛めた。それでも実際にはとても楽しかった」と撮影の過酷さを振り返った。

「バレリーナ」は6月6日に全米の映画館で公開される予定である。