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ドウェイン・ジョンソン、キャリア最高の演技か?A24最新作『スマッシング・マシーン』ヴェネツィアで絶賛、新予告編が公開


「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソンが新境地を見せたとして話題のA24最新作『The Smashing Machine(原題)』。ヴェネツィア国際映画祭でのプレミア上映で絶賛された本作の、新たな予告編が公開された。全米公開は10月3日を予定。

 

ヴェネツィア国際映画祭で批評家から称賛の嵐

ベニー・サフディ監督がメガホンを取り、ドウェイン・ジョンソンが伝説的なUFCファイター、マーク・ケアーの半生を演じる本作。ヴェネツィア国際映画祭で上映されるやいなや、批評家たちから驚きと称賛の声が上がった。

特に注目を集めたのは、主演のドウェイン・ジョンソンの演技である。これまでのアクションスターとしてのイメージを覆す、心に響く繊細な演技は多くの観客を感動させ、「ロッカネサンス(The Rockaissance)」の到来を予感させると高く評価されている。

共演は、ケアーの恋人であり後に妻となるドーン・ステープルズ役を演じるエミリー・ブラント。彼女の力強い演技もまた、作品に深みを与えている。

 

「賞レース狙いではない」深みのある人間ドラマ

米IndieWire誌の批評家ライアン・ラッタンツィオは、本作を「アンチ・アワード・ベイト(賞レース狙いではない作品)」と評した。

同氏は「肉体改造を行った俳優が、苦悩するアスリートの魂を演じ、贖罪への道を歩むという設定は、一見すると賞レース向けの定石に聞こえる。しかし『The Smashing Machine』はそうではない」と指摘。ダーレン・アロノフスキー監督の『レスラー』とも異なり、ジョンソンとブラントが織りなす「甘美な二重奏」であると述べた。

ジョンソンは、リングの上での「無敗の王者」としての圧倒的な存在感と、リングの外での「傷つき、自信がなく、不安を抱える」一人の人間としての姿のギャップを見事に表現。その演技は、観客の心を掴むのに十分な説得力を持っていると絶賛されている。

 

ドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラントの化学反応

批評家たちが特に称賛したのは、ジョンソンとブラントの間に生まれる化学反応である。二人は実生活でも親しい友人であり、その関係性がスクリーン上での自然なやり取りに繋がっている。

ヴェネツィアでの記者会見で、ジョンソンはブラントを「親友」と呼び、彼女が自身の芸術的な探究心を引き出し、役を深く掘り下げる上で大きな助けになったと語った。この二人の信頼関係が、本作を単なる伝記映画以上のものに昇華させている。

待望の新作『The Smashing Machine』は、A24によって10月3日に全米で劇場公開される。今回公開された新予告編は、ドウェイン・ジョンソンのキャリアを代表する演技への期待をさらに高めるものとなっている。また、本作は日本でのロケも行っており、予告には日本のリングで戦うシーンや記者会見に臨むケアーの姿が確認できる。