[PR]

御上先生9話ネタバレ速報!ヤマトタケルの正体がついに判明!富永蒼の家庭問題と不正入試の真相


TBS日曜劇場『御上先生』第9話では、ついにヤマトタケルの正体が判明した。

※1話のレビューはこちら
※2話のレビューはこちら
※3話のレビューはこちら
※4話のレビューはこちら
※5話のレビューはこちら
※6話のレビューはこちら
※7話のレビューはこちら
※8話のレビューはこちら

このエピソードでは、富永蒼(蒔田彩珠)の家庭問題が深掘りされる。ゲーセンで時間をつぶしていた彼女には、家族との複雑な関係があった。知的障害を持つ弟が自分の存在を不安定にさせること、そして「頭脳を半分分けてほしい」という何気ない親戚の一言が、兄弟関係を大きく歪めてしまったことが明かされる。自らの居場所を見失った富永に、御上は寄り添う。自分に頼ってくれることを嬉しく思う御上の姿は、教師としての成長を感じさせる。

一方、神崎拓斗(奥平大兼)は戸倉樹(高橋恭平)と冴島悠子(常盤貴子)に接触し、不正入試の問題を追求する。隣徳学園は長年にわたり不正を行い、冴島もその片棒を担がされていたことが判明する。不倫関係を強要された過去を語る冴島の姿には、教育現場の闇が浮き彫りとなる。戸倉は神崎の前で土下座し謝罪するが、これで問題が解決するわけではない。

槙野恭介(岡田将生)は、入院中の津吹隼人(櫻井海音)を見舞う。彼に復職を促しつつも、辞職の選択肢も提示する槙野。彼自身もまた、官僚としての過酷な労働環境に疲弊していることがうかがえる。国民の怒りを受け止めながら働き続ける彼の姿は、現代社会における官僚制度の問題を象徴している。

官僚や役所の人間、あとは教師。いわゆる公務員はやり玉に挙げられやすい。しかし、彼らもまた人間で過酷な要求に応えれば無理がきてしまうわけで、公務員の働き方改革というものに関してもこのドラマは一石を投じようと試みている。すぎにムダ金と揶揄され削減の対象に、政治家もマスコミも公務員を攻撃してきたが、彼らなしには国は成り立たないことを痛感させるような、そんなドラマがあってもいいかもしれないと思った。

物語の終盤では、御上が自らの母と向き合う場面が描かれる。母が自分を兄と誤認する中、御上は「自分は弟の孝だ」と告げる。母はついに御上を正しく認識し、兄の死について語り出す。この母子の対話を目の当たりにした富永もまた、自分の弟と正面から向き合う決意をする。

冴島と結弦(堀田真由)の母娘関係にも動きがある。神崎の仲介のもと、結弦は「もう母には会わない、自分を忘れてほしい」と突き放すが、その裏には母への愛があることが垣間見える。冴島もまた、彼女がきちんと自分で罪を償いたいと思っているとことを受け止め、2人の関係は新たな局面を迎える。

一方で、御上のクラスの模試成績が飛躍的に向上する。生徒たちが自主的に勉強に励んだ成果が表れ、御上も感慨深い表情を見せる。しかし、物語はここで終わらない。冴島から渡されたUSBメモリには、不正入学者のリストが含まれていた。その中には千木良遥(髙石あかり)の名前もあり、新たな展開を予感させる。

そして、倭建命の正体は槙野だった。元々、槙野と御上は文科省の同期。彼らは協力して隣徳学園と文科省の不正を極秘に調べていたのだ。

自分の教室に不正入学者がいることがわかった御上は、これからどうするのか。文科省の不正を暴こうとすれば、生徒が犠牲になることは確実だ。次回は最終回、どのような結末を迎えるのか。

中学校学習指導要領(平成29年告示)

中学校学習指導要領(平成29年告示)

文部科学省, 文科省=
397円(03/18 08:03時点)
Amazonの情報を掲載しています