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「日本実写作品のグローバル展望」ROBOTの小出真佐樹さんとTBSの辻本珠子さんトークレポを書きました

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 Brancのリアルイベントの二回目、「日本実写作品のグローバル展望」のトークレポートを書きました。

 【イベント動画配信開始!】「日本実写作品のグローバル展望」Dialogue for BRANC #2 レポート | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-

 アニメはグローバル市場で存在感を発揮していますが、実写は遅れを取っています。そこで韓国の実写業界に詳しいROBOTの小出真佐樹さんと、国際共同製作などを進めるTBSのプロデューサー辻本珠子さんをお招きして、日本の実写のグローバル展開についてトークを開催しました。

 TBS製作の『スマホを落としただけなのに』が韓国でリメイクされ、日本の作品以上に国際的な知名度を獲得してしまった話などは興味深いです。日本がそれだけ国際展開できていないことを示す直接的な事例ですね。

 また、辻本さんが「製作費が増加することによって、予算回収のハードルが上がる」と指摘しているのは、映適の労働基準によってこれまで以上に制作日数がかかるからで、労働環境を改善するためにはグローバル市場が必要とされていることが製作サイドにも認識が拡がっていることが現れていると言えるでしょう。

 非常に重要なお話をたくさんしてもらっていますので、イベント全編見てほしいです。有料ですが、それだけの価値はあると思います。
 
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