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永瀬廉主演『法廷遊戯』の監督と原作者五十嵐律人さんにインタビューしました

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 弁護士JPで、永瀬廉主演の映画『法廷遊戯』の深川栄洋監督と原作者の五十嵐律人さんにインタビューしてきました。

 永瀬廉主演・映画『法廷遊戯』の魅力 “細部へのこだわり”に現役弁護士の原作者も驚き!? | 弁護士JPニュース

 原作者の五十嵐先生には、東大のAI模擬法廷のときにも取材していますので、今回が二度目です。今度は原作者として取材させていただきました。現役弁護士であり小説家である五十嵐先生に、原作者として映画作りにどう関わり、法律を描いた物語の魅力やキャストのことなど、色々お聞きしています。

 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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参考
深川栄洋監督が語る 伴走者のような気持ちで恋愛映画に向き合った『桜のような僕の恋人』 – otocoto | こだわりの映画エンタメサイト

尖ることを諦めてから開けた、深川栄洋の映画監督人生 | CINRA

「革命を起こしたい」深川栄洋監督が原点回帰!『42-50 火光(かぎろい)』10月公開 | 映画がもっと面白くなる映画情報サイト「ムビッチ」

「映画の中に自分自身がいると思えるほど特別な作品になりました」 『神様のカルテ』深川栄洋監督インタビュー – インタビュー&レポート | ぴあ関西版WEB

<五十嵐律人インタビュー>現役司法修習生が描く驚愕のミステリー。法廷があぶりだす不合理な人間の“罪と罰” 電子版34号 | インタビュー・対談 – 本の話

リーガルミステリーで新風を巻き起こす弁護士作家・五十嵐律人さんの現在地とこれから《インタビュー》 | ダ・ヴィンチWeb

『法廷遊戯』著者、五十嵐律人さんインタビュー。「法律を学んだ理由は、主人公と同じです」 | アートとカルチャー | クロワッサン オンライン
 
 
構成
Point3つ
映画化経緯と原作の魅力、改変点

法律を描く作品の面白さ

キャストについて、映像化することと小説を書くこと、刺激を受けた点など
 
 
Intro

法廷遊戯が映画化。

現役弁護士の本格法廷ミステリ

あらすじ

第62回メフィスト賞を受賞した作家・弁護士の五十嵐律人による法廷ミステリー小説を、アイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉主演で映画化。

弁護士を目指してロースクールに通うセイギこと久我清義(きよよし)と、同じ学校で法律を学ぶ幼なじみの織本美鈴、2人の同級生でロースクールの学生たちが行う「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨は、共に勉強漬けの毎日を送っていた。無事に司法試験に合格し、弁護士となった清義のもとに、ある時、馨から無辜ゲームをやろうという誘いがくる。しかし、呼び出された場所へ行くとそこには血の付いたナイフをもった美鈴と、すでに息絶えた馨の姿があった。この事件をきっかけに、3人をめぐる過去と真実が浮かびあがっていき、事態は二転三転していく。

主人公セイギを永瀬、美鈴を杉咲花、馨を北村匠海が演じている。
 監督と原作者に話を伺った。

 
 
Body1 映画化経緯や原作の魅力、改変点
– 深川監督:
– 映画化の話は約1年半前に〇〇さんから聞いた。
– 原作小説『法廷遊戯』のタイトルに興味を持ち、法律を使って子供たちが遊ぶというイメージを抱いた。
– 小説を読み進めると、法律用語が多く出てきて「無辜」という言葉に驚き、物語の展開が読み進むごとに予測できないものになっていくことに気づいた。
– 映画の舞台設定や法律用語の難しさについて悩みながら、視聴者を飽きさせずに物語を楽しめるような工夫を考えた。
– 映画では原作と異なる場所を舞台にすることになり、洞窟を法廷の舞台にした。

– 五十嵐弁護士:
– 映画化の話は撮影が始まる1年以上前に聞いた。
– 初めての映画化に驚きつつも、原作が映像に向いていると感じていた。
– 映画を鑑賞して、核となる部分が残りつつも、エピソードが省かれたことに納得し、監督の工夫によって飽きさせない展開が楽しめた。

– 深川監督と五十嵐弁護士の対話:
– 映画製作にあたって原作のエピソードの取捨選択は脚本会議で行われた。
– 特に沼田のサイドストーリーが映画的な要素を持つが、物語の焦点がぶれる可能性があるため省かれた。
– 映画製作者と原作者の視点が一番濃く重なる部分を選び、人間の運命や変化を追求した。
  
 
Body2 法律を描く作品の面白さ
復讐劇であるということ

深川監督:法は社会で絶対的なもの。全員にあてはまる目盛り。だが目盛りにも隙があるのでは。

五十嵐先生:法は正義だが、絶対の正義かどうか。法にも序列がある。一番上は憲法。
登場人物は感情で動いていて、法とずれた時、読者がどう感じるかを書きたかった。
社会を生き抜く武器が欲しくて法律を学んだ。法律には客観的な解釈があり、社会をはかる物差しになりうる。
しかし、実務に携わると、感情とロジックのせめぎあいだったということに気がつく。

 
 
Body3 キャストについて、映像化することと小説を書くこと、刺激を受けた点
– 五十嵐先生:
– 撮影前から法律監修の観点から裁判員裁判の演出や法的な忠実さを考慮している。
– 裁判員裁判において、裁判員の重要性とその感情の表現に焦点を当て、沼田が裁判員に噛みつくシーンが法的素人が関わる裁判におけるリアルな側面を示していると思った。
– 刺激的な写真や感情的な要素を扱う際には配慮が必要であり、その取り扱いについて実際の裁判員裁判ではイラストなどを用いたりなどする(映画では実際の事件写真を使った、絵的なインパクトにかけてしまうから)。
– 裁判員裁判の制度趣旨に基づき、法律素人の感情や判断を反映させつつ、リアリティを保ちつつ面白さも追求していると思う。

– 深川さんからの発言:
– 撮影時にはイラストや写真など複数のバージョンを用意し、ドラマとしての表現とリアリズムのバランスを考慮している。
– ドラマにおいては、裁判員裁判のシーンにおける表現の重要性を認識し、刺激的な要素を選択している。
– 助監督とのやり取りや小道具のチェックなど、細部にわたるリーガルチェックが行われていて、五十嵐先生にも監修してもらった。
– 五十嵐先生は、現場での監修や判決文の作成に関与し、裁判シーンや判決理由の撮影に取り組んでいる。

俳優について
– 深川監督:
– 俳優たちの演技について、弁護士としての役柄を「かっこよくならないように」演じるように指示した。スーパーヒーローではないので。

– キャストの選定については、最初から北村さんや杉咲花さんなどの一流俳優を考えており、実現できたことに満足している。
– 脚本の作成に時間がかかり、映像化する過程で新たな視点やビジュアル表現の重要性に気づいた。
– ミステリー作りの難しさや時間のかかり方について言及し、脚本の作成や撮影の過程での苦労を明かした。

– 五十嵐先生:
– 小説から映画化する際、作品の視点が拡がり、群像劇としての楽しみ方やビジュアル表現の重要性を再認識した。
– 主演の永瀬廉君について、法廷シーンでの不安や迷いを表現する演技が素晴らしいと評価した。 永瀬廉に法廷シーンについて具体的にアドバイス。
– 作品には明確な答えがなく、観客が考えを深めるきっかけとなることを期待している。
– 原作小説と映画それぞれに異なる楽しみ方があると述べ、多くの人々に作品を楽しんでもらいたいとの願いを述べた。

 
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 メモ終わり。

 原作者であり、弁護士である先生ならではの視点がいっぱいある内容の記事になったかなと思います。永瀬廉さんの芝居についても多少監修されたみたいですね。

 原作者として改変された部分をどう思っておられるのかも気になっていたんですけど、映画と小説の媒体の違いを認識し、納得しておられたようです。どうしても変更は必要ですからね。
 
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