『娘は戦場で生まれた』について書きました

hotaka-sugimoto 2020年3月1日

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　ハフポストにドキュメンタリー映画『娘は戦場で生まれた』のレビューを書きました。

　本作、今年最も重要な作品になると思います。生命の持つ生きるという強い意思が起こした奇跡の瞬間を捉えています。震えました。

　本作は戦争当事者による、「戦時の生活の記録」です。その生活は恐怖や悲劇を含みます。同時に笑顔とユーモアも含むのです。その筆致は片渕須直監督の『この世界の片隅に』にも通じるものがあります。記事中には比較対象として「アンネの日記」を挙げました。あの古典と同じくらい力のある作品だと思います。

　編集が大変に上手い作品でもあります。空を飛ぶ鳥のカットの後に、地上で大荷物を担いで悲惨する家族のカットを持ってきたりなど。編集担当の2人はイギリス人のようですが、見せ方を非常に心得た作品で、非常に貢献度が高いと思われます。

　とにかく、大変に優れた作品です。ドキュメンタリーを普段見ない方にも是非とも観てほしいと思っています。

posted with amazlet at 20.03.01

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