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台湾映画を支援する組織「TAICCA」について書きました

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 Brancに、台湾映画を支援する独立行政法人「TAICCA」について書きました。

 台湾映画のグローバル展開を支援する独立行政法人「TAICCA」とは何か。トロントで直撃 | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-

 トロント国際映画祭にてパビリオンを出していたので、現地の方に取材をしていただき、それを僕が記事にまとめました。

 TAICCAは台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシーの略で、台湾の映像作品の海外展開のサポートや製作支援を行う団体です。韓国のKOFICのような存在で、台湾も数年前から政策としてコンテンツ支援を加速させており、その一環です。

 非常に充実した支援内容を用意しているようで、このトロントのパビリオンでは、国際共同製作で作られた作品の販売サポートをしていたり、新たな共同制の相談などいろいろやっていたようです。
 
 こうした動きは日本もおおいに参考にしてほしいです。
 
 
 以下、原稿作成時のメモと構成案。
 
 
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参考
2023 TIFF market preview: strikes impacting costs and talent attendance, but plenty on offer | News | Screen

TIFF Industry – year round
 
 With Taiwan Co-produced Films Heading to North American Market, TAICCA Sets Up Taiwan Pavilion at TIFF Industry
TAICCAのプレスリリース|PR TIMES
 
 

Intro

トロントのマーケットで台湾のパビリオンがあった。

台湾映画が脚光を浴び始めている。

TAICCAのパビリオンを直撃した。
 
 
Body1TAICCAとは
私はシャイニー・スーです。TAICCA、台湾クリエイティブ・エージェンシーのグーグルマーケティング、グローバルビジネスマーケティングに所属していて、台湾映画やTVコンテンツの世界に向けてプロモーションしています。

――TIFFの参加は初めてですか。

スー:2回めになります。昨年から参加し始め、トロント映画祭との関係を築いています。

――TIFFにて何を達成しようとしていますか。

スー:台湾パビリオンをセットアップして台湾のプロダクションの作品をアメリカの市場に販売していくことです。今年は販売可能な53作品を持ってきています、さらに、TIFFのオフィシャルプログラムに2作品が選ばれています。1本は「settlers」で【プレスを参照】
、2本の作品はともにTAICCAのTICP、co-productionスキームでプロモーションもサポートしています。

――co-productionスキームについて詳しく教えてください。

スー:co-productionスキームはTICPと呼ばれるもので、ギャップファイナイスをするものです。狩りにあなたが70%の予算を確保している場合、残りの30%を我々が投資します。条件としては台湾の要素がある企画であること、例えば、台湾の俳優が出演していること、台湾のプロデューサーが参加していること、ポスプロを台湾で行うことなどです。ケースバイケースで評価します、詳細などは公式サイトticp.taicca.twで確認できます。

――この国際ファンドの一番重要な目的とはなんですか。

スー:それには多くのレイヤーがあります。co-productionスキームは国内パートナーにドアを開くためにセットしました、これは台湾の才能をグローバルな映画産業につなぐ素晴らしいスキームだと思います。台湾には機会があり、よりパートナーになれると証明し、台湾の才能がグローバルステージで映画を制作していく良い機会を提供できるでしょう。

――日本の企画はなにかしっています。

スー:実際に何人かのプロデューサーがTAICCAに近しいところで働いているのをしっています。TICPのサポートする企画に携わっている人もいます。

――将来的にどんなことを達成したいですか。

スー:もうカバーしたかもしれませんが、インターナショナルコミュニティにエンゲージしていくこと、それをさらに促進していく、台湾と一緒にやることは簡単なことだとグローバル・マーケットに知ってもらうこと、台湾には素晴らしいタレントがいて、一流のピロがそろっているので、より知ってほしいです。

――ジョン・ローの映画はとてもダイバースですよね。

スー:台湾のパビリオンには長編、短編、テレビシリーズ、ドキュメンタリーなど多様な作品が紹介されています、これはフィルムにフォーカスしたマーケットなので、テレビのコンテンツはありませんが、MIPCOMのようなテレビコンテンツのマーケットでは、多くの質の高い作品の揃えていきます。
 
 
Body2トロントで注目の台湾映画
――今年のTIFFでのリアクションはどうですか。

スー:一年めから我々はたくさんのミーティングをし、台湾パビリオンの存在を認知できたと思っています。二回目の今回もTIFFに戻ってこれて台湾のブランドを思い出してもらい、最新の作品を探してもらっています。台湾のオスカー代表作品となる「Marry My Dead Body 」カレントスタイオのプロデュース作品ですが、この作品を周知できて嬉しいです。ネットフリックスで視聴できますので、楽しんでほしいです。

――インターナショナルプロダクションのダイナミクスについて例はありますか。チリとの共同制作の。

スー:The Settlersですか。この作品は非常にユニークな企画で、TAICCAがサポートしています。Aカイントリーがco-productionでだれもがパートナーになりたがっているような、台湾がそのパートナーになれたことを光栄に思います。映画はコロニアル時代の物語で、ダークな歴史ですが、美しい作品に仕上がっています。台湾都の関係では、ポスプロを台湾で行っていて、ミキシングは台湾のサウンド界の重鎮、プレミアのスクリーンでは非常に良いギードバックが得られました。とくに映像とサウンド、そしてストーリーについてです。これは台湾のプロダクションと才能がグローバルなステージにたった良い例となるでしょう。

――この企画はどの程度完成までにかかっていますか。

スー:およそ2年間で比較的若いプログラムでこのスキームは正直いって、しかしすでに多くのプロジェクトをサポートしています。別の例で、タイガーストライプすでマレーシアの監督の作品です。さらにAカントリーとのco-productionでカンヌに選ばれた作品では台湾のスペシャルエフェクトのスタジオが担当しています。非常に美しいコラボとなりました。さらに、TICPのスキームで作られた新たな作品が続々をマーケットに出る予定です。
我々はインミュベーションやタレントの発掘なども行い、IPデベロップメントやグローバルプロモーションにフォーカスした活動をしています。我々はカンヌにもベネチアにも釜山にも行きます、これよりも大きなパビリオンを出す予定です。
 
 
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 メモ終わり。

 台湾は日本の東京国際映画祭のマーケットTIFFCOMにも大きなブースを出していました。国際的なプレゼンスを高めようという姿勢がはっきりと現れていました。グローバルなコンテンツ産業の競争は激しくなってきています。日本もこの分野の支援が今までのように手薄ではいずれ後塵を拝することになるので、しっかりやってほしいと思います。
 
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